【レビュー】まだまだ使える!iPad 第四世代 Retinaディスプレイモデル
- iPad
- 2015/08/5
iPad Airの一つ前のモデル、第四世代iPadは、まだまだ使えます!
9.7インチはちょうどいい
初代iPadから現行型のiPad Air2まで、一貫して変わらないのが9.7インチというディスプレイのサイズ。大きすぎるわけでもなく小さすぎることもない調度良いサイズです。特に、この無印iPadシリーズはベゼルが太いので、キー入力するときのホールド感は抜群です。
iPhoneとPCの間を取った9.7インチというサイズは最高にフィットします。僕はiPad miniでは小さすぎると思います。
外観は分厚さを感じさせない
iPad Air2は急なカーブで背面へと続いていますが、このiPadは大きな弧を描いて背面につながっているので薄さを感じさせません。たとえるならばMacBookAirです。中心が一番分厚く、端に行くにつれ徐々に薄くなっていく様は美しいとしか言いようがありません
スライドボタンがとても便利
最新モデルでは消滅してしまったサイドのスライドボタン。僕は『画面の向きを固定』に割り当てていますが、とても便利です。iPadは画面を横に向けるとホーム画面も向きが変わってしまいます。加速度センサーが誤反応を起こした時は大きなストレスになりますね。そこでこのボタンの出番です。動画サイトで動画を見ている時、ボタンをスライドさせて画面のロックを解除して横に倒せば全画面表示に。見終わったら縦に向きを戻してロックを掛けておしまいです。
iPadのコントロールセンターは縦幅が狭く使いづらいのでこっちのほうがはるかに便利です
爆熱がネックか
第四世代iPadを使用していて特に気になるのが本体の発熱で、相当な熱が排出されます。普通にブラウジングするだけで熱いと感じるまで熱を出すので、CPUに負荷がかかるゲームを起動した際は本体がかなり熱くなると思います。
タブレットにしては、やや重たい?
もうひとつ気になるのが、重さです。9.7インチという画面サイズも関係しますが、タブレットとしてはかなり重たいです。大きさゆえに片手で使うことはほとんどありませんが、片手でホールドして使うときには指が痛くなります。このiPadはWi-Fiモデルなので、重さが約692kgあります。対して現行モデルのiPad Air2は437gで、3分の2に抑えられていることがわかります。持ち運びを前提にしたタブレットは軽いに越したことはなく、片手でホールドするには重たいです。
9.7インチのRetinaディスプレイは圧巻
僕のiPhone6の画面サイズが4.7インチなので、約2倍の画面サイズを誇るiPadの巨大なRetinaディスプレイはとても圧巻です。どんなに覗きこんでもドットが見えない高精細ディスプレイはとても美しいです。(これは13.3インチのRetinaディスプレイも試してみたい!)
iOS7.1.2は素晴らしい
購入当初にプリインストールされていたOSはiOS6でした。現在はiOS7.1.2で止めています。
第四世代iPadならiOS8を動かすのは厳しいのではないでしょうか。最新のiPhoneでももたつきを感じることがあるので、安定性に優れたiOS7を使い続けます。
僕はiOS8の曇りガラス効果が大好きですがそのために動作を犠牲にするのはもったいないですしね。
iPhone6との相性が抜群
現行モデルのAir2ではエッジの角度やダイヤモンドカットなどから5sに似たデザインでしたが、この第四世代iPadは曲線を描くエッジや背面のシルバーなどがiPhone6によく似ています。やはりApple製品はスペースグレイに限りますね。高級感がありとてもお洒落です。
並ならぬバッテリー性能
iPad4thは、現行iPadPro9.7や、iPadAir2を凌ぐバッテリー性能を持ちます。それ故に中古市場でもかなりの高値で取引されていますが、型落ちでも構わないという方は今からでも買う価値はあると思います。ブラウジングから3Dゲームまでイケます。
まとめ
上に書いたことをまとめると
良い点
横にスライドボタンがある
9.7インチサイズはちょうどよい
iOS7なら動作も快適
iPhone6と相性がいい
バッテリー持ちがとてもいい
悪い点
すごく熱くなる
重たい
iOS8だと大分もっさりするかも
総評:熱問題さえ解決すれば一級品
普通に使うだけでかなりの熱を発するあの発熱量を何とかできれば一級品のタブレットです。Youtubeなんかを見るときも現行モデルにはないスライドボタンが便利ですし、なにより裏面のエッジが美しいです。分厚いものを少しでも薄く見せようとした結果なのだと思います。当面はこれを使いますが、いつかはiPadAirが欲しいですね(笑)