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カスタム完了!脱獄iPhoneに導入したTweakを紹介!

  • Jailbreak
  • 2018/01/20


以前紹介した『h3lix』での脱獄後、自分なりにカスタムをしてみたので導入したTweak(脱獄アプリ)を紹介します

使用端末:iPhone5(iOS10.3.3)

カスタムコンセプト

脱獄によって自由にロック画面やホーム画面を弄れるようになり、ド派手に見せる人やAndroidの様に色々置いて実用的に使えるようにする人が多いですが、今回僕がテーマにしたのは『iOSのシンプルさ・美しさを損なわずに洗練させる』事です。iOSは誰でも簡単に扱えるようにシンプルに設計されています。ガンガンに弄って世界に一台のiPhoneにしても良いですが、なんだかんだ言って僕は結局iOSの純正デザインが大好きなのでそれを更にブラッシュアップさせようと思ったのです。なので極端に見た目を弄るTweakは導入せずシンプルさを追求しました。

1,定番『Activator』


真っ先に導入したのは定番とも言える『Activator』。様々なジェスチャーでiOSを自在に操ることができるTweakです。僕はジェスチャーを使うわけではありませんが、常用する上でほぼ無いだろうという画面右端を2本指で左にスワイプするジェスチャーにセーフモード起動を割り当てており、Tweakの競合などでCydiaが起動しなくなった時に使用することにしています。日本語に完全対応しており、膨大なジェスチャーや機能が用意されているのでホームボタンが不調になった際に威力を発揮するのではないでしょうか。

2,ドックをiOS11(iPad)風にする『DockXI』


僕はiOS9/10のデザインはあまり好みませんが、iOS11のドック、コントロールセンターのデザインは結構好きです。特にiPadでのドックのデザインがmacOSと似ていて好きなのでそれを再現するTweakを導入しました。iPhoneではiOS11にしてもこのデザインにはならないので気に入っています。DockXIは設定画面が『設定』アプリに追加されそこから機能のON/OFFを切り替えます。切り替えた後はリスプリングを忘れずに。

3,純正プレーヤーをiOS11風にする『VideoPlayerXI』


前項のDockXIを導入した時点で、iOS11に似せていくという方針を固め、次に純正動画プレイヤーをカスタムすることにしました。iOS10以前のプレーヤーはボリューム調整が下、シークバーが上にありました。この配置は合理的とはいえません。動画を見る時に一番動かすのはシークバーだからです。ボリューム調整はサイドのボタンでもできるので上にちょこっとあればいいんです。この悩みを解決してくれるTweakが『VideoPlayerXI』。インストールするとこれも設定アプリに『Eleven』という設定画面が追加され機能のON/OFFが出来ます。名前が『DockXI』と酷似していますが開発者は違う方です。

4,アプリ名の表示を消す『HideLabels10』


ドックではアプリ名が表示されないのでそれに合わせて思い切って全アプリのアプリ名を非表示にすることにしました。これにより統一感が生まれ、シンプルさに磨きが掛かります。アイコンを見れば何のアプリかは分かるので全然不便に感じないです。

5,マナーモードでシャッター音を消す『SSPatcher iOS6to9』

日本版iPhoneは多くの周波数に対応していて中国なんかだと結構高く売れるみたいですが、唯一のデメリットがシャッター音が消せないことです。日本版以外はマナーモードにすることで写真を撮る時はもちろんのこと、スクリーンショットを撮るときも無音になります。iOS10.2でようやく日本版iPhoneもマナーモードでのスクリーンショット撮影が可能になりましたが、カメラは相変わらず爆音です。そこでもともとカメラを使う頻度が低い上に全くと行っていい程カメラを起動しないであろうサブ機ではありますが、シャッター音の無音化をするTweakを導入しました。6to9ですが10にも対応しています。

6,ステータスバーアイコンの表示・非表示が可能な『Moveable9』


これは画面上部のステータスバーに表示するアイコンの有無や位置を調整できるTweakです。これを使えば時計を左に表示したり、真ん中にバッテリーアイコンを持ってくることが出来ます。位置に関しては文句はないので、機内モードを非表示にするためだけに使っています。SIMを差さないサブ機でずっと機内モードなのでなんとかして非表示にしたかったんです。これにより左上にはWi-Fiアイコンのみになり、シンプルになりました。

7,コントロールセンター内のボタンの色をモノクロにする『Creamless』


iOS10で更新されたコントロールセンターは、上部の機内モードやWi-Fi、BluetoothなどのON/OFFを制御するボタンがカラフルになっています。僕はこういったポップなデザインよりiOS9以前のモノクロのほうがクールで好きなので完全再現とは行きませんが、白黒にしてくれるこのTweakを導入しました。

8,ファイルマネージャー『Filza File Manager』


これ以降は脱獄アプリとしてホーム画面にアイコンが出現するTweakを紹介します。脱獄によってOSの管理者権限を取得できることから、システムファイルにも容易にアクセスできます。このFilzaを使えばGUIから端末上の全データにアクセスできます。plistファイルの閲覧・編集にも対応している他、ファイルのコピーや送信なども行えます。ファイルマネージャーは他にも『iFile』が有名ですがiOS10.3.3の脱獄環境では動作しませんでした。見た目も大きな変化はないですし、Filzaで十分でしょう。

9,過去に接続したWi-Fiのパスワードが一覧できる『Wi-Fi Password』

このTweakは今まで端末が接続したことがあるWi-Fiのパスワードを一覧表示できるTweakです。iOSが持っているファイルを表示しているので、インストールする以前に接続したWi-Fiも全て表示されます。これをインストールした端末を持ち歩けば他の端末でパスワードを聞かれてもわざわざルータを確認しに行かなくても済むので助かります。しかし特性上起動すると平文でリスト表示されるので取扱いには注意したほうが良いでしょう。

10,あらゆる場面で使えるターミナル『MTerminal』


最後はGUIから変更できないシステム設定の書き換えなど、コマンドラインを提供するアプリです。脱獄している以上、何が起こっても自分で対処しないといけないので、ターミナル系は必ず入れておきましょう。

あとがき

いやー楽しいですね脱獄。見た目は大きく弄っていないものの、デバイスを自由自在に扱える感じがたまりません。また追加したら紹介していこうと思います!