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Electra1131で脱獄したiPhoneに導入したiOS11対応Tweak達

  • Jailbreak
  • 2018/07/29


前回の記事で脱獄したiPhone5s,SEに導入したiOS11対応Tweakを紹介します

1,Activator


様々なジェスチャーに対してアクションを指定できる『Activator』は暫定的ではありますが、iOS11に対応しています。ラージタイトルが実装されている他、内容も少々変わっているようです。僕は5の脱獄でもリスプリングしか設定していませんでしたが、iOS11はバグで入獄環境でも簡単にリスプリングできるのでもはや使っていません…。

2,Filza File Manager


ファイルマネージャーであるFilzaも64bitに対応したバージョンがリリースされており、iOS11でも問題なくrootの読み書きができるようになっています。後述するhostsを使用した広告の無効化やTweakを使わないカメラの無音化でおせわになりました。

3,NewTerm2


数多くあるターミナルアプリでもiOS11に対応したいるのは少ないようで…。このNewTerm2は文字も大きくタブ表示に対応しているので使いやすいと思えるターミナルです。普段から使うことはありませんが導入するに越したことはないでしょう。

4,Ext3nder


昨今のipaファイルで脱獄アプリをCydia impactorで端末に転送し端末上で行う脱獄は7日で署名が切れてしまうためその都度PCに接続して再インストールしなければなりませんでした。しかしこのExt3nderを使えばその再署名作業を端末上で行なえます。僕の場合、iPhone5sはIgnitionで配布されているMultipath Exploitを使ったElectraを使っているので再署名は必要ないのですが、iPhoneSEはCydia impactorで導入したVFS ExploitのElectraを使っているので導入しました。

5,RealCC


iOS11ではコントロールセンターからWi-Fi、Bluetoothをオフにしても白地のアイコンになって切断されるだけで、機能自体はオフになりませんでした。これを解決してくれるのがRealCCです。インストールするだけでコントロールセンターから直接機能のON、OFFができるようになります。

6,ClassicFolders2


僕の人生初の有料Tweak購入がこちら。Electra開発者のCoolStar氏によるTweak、ClassicFolders2です。フォルダをiOS6風の見た目にするTweakで、iOS8から10に対応しているとのことですがiOS11でも問題なく使えます。テーマもいくつか選べますが、僕はこの『Marvericks』のテーマが気に入っており、愛用しています。壁紙にブラーを掛ける設定や展開速度も設定できるので自分好みにカスタムすることができます。

7,BreakThrough


脱獄をするとCydia.appの検出やシステムファイルの改変チェックで容易に見破られてしまいます。そのため銀行系アプリなどでは利用できなくなってしまい、非常に不便です。そこで脱獄対策を回避するTweakの一つである『BreakThrough』を使用しました。インストールするだけでできる限り脱獄をしていないように振る舞ってくれます。僕の環境で使えなくなったのは『三菱UFJ銀行』と『スルガ銀行アプリ』のみでしたが両方共使えるようになりました。

8,CoySIM

常にSIMを刺しているメインのSEはいいのですが、普段はSIMを刺していないサブの5sでは再起動時『SIMカードが挿入されていません』ポップアップが出て非常に鬱陶しいです。そこでこのCoySIMを入れるとそのポップアップを無効化してくれます。

その他

広告対策

hostsファイルを改変することによってAdblockなど広告ブロック系アプリの導入無しでアプリ上、Webページ上の殆どの広告を非表示にすることができます。詳細は別記事で…

カメラ無音化

以前はSS Patcherを使っていましたが、導入後再起動が必要なので、発動率が低いVFS Exploitを使っているElectra1131の環境ではなるべくリブートは避けたいです。そこでFilzaを使ってシャッター音の音声ファイルをリネームして対処しました。手順は『/System/Library/Audio/UISounds/photoShutter.caf』をリネームするだけです。なおiOS11.3以降では再起動時純正状態に書き戻されてしまうので再脱獄後もう一度この作業をやる必要があります。