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【レビュー】SIGMA 18-300mm DC MACRO HSM

  • 2018/06/29

SIGMAの便利ズームこと18-300mmのレンズを買いました

僕は3年前に購入したCanonのEOS kiss X7のダブルズームキットを愛用しています。しかし、レンズ構成が18-55mm、55-250mmと2本に分かれていることで40mm-120mm辺りを頻繁に使う僕にとってはレンズの交換作業が面倒になる上、交換に手間取りシャッターチャンスを逃すことも。更に屋外でのレンズ交換はマウント部にゴミが侵入するリスクが大幅に増加するため広角から望遠までを1本で賄える『便利ズーム』のレンズを買いました。SIGMAの18-300mm DC MACRO HSMはAmazon JPで¥48,000ほどで販売されています

外観


ボディ仕上げはマッドブラックで、Canonのような模様が入っていないので落ち着いた印象を受けます。また各種文字や数字なども大きさは純正に比べ控えめになっているため、一層のサイズ感を感じるでしょう。このレンズはSIGMAのContemporaryラインの製品なのでブランドロゴの©が入っています。スイッチ類は左側に集約されており、ロック機構、フォーカスモード切替、手ぶれ補正の3つのスライド式スイッチが用意されています。

ディティール

マウントキャップ

フォーカスリング

レンズ面

AF、OSスイッチ

付属品


このレンズの内容品は

  • レンズ
  • レンズキャップ(LCF-72III)
  • レンズフード(LH780-07)

の3つです。純正レンズと違いフードが付属しているのが有り難いですね。このレンズは72mm径なのでキャップ、フード共にかなり大きなものになっています。キャップは汎用品を付属させたものだと思いますが、フードに関しては下部のゴム素材にレンズ名が刻印されているため汎用品に加工を加えたものでしょう。この刻印があるだけで『このレンズのために作られた』と少しだけ特別な気分に浸ることができます。僕はKenkoのフィルターも同時に買いましたが、径が太いためプロテクターのみでも2400円ほどしました。

重量

公称値の質量は585g、僕が今まで使っていた純正の18-55mm(205g)と55-250mm(390g)の合計と同じくらいで、競合機種であるTAMRONの16-300mm(540g)よりも重いです。この重さと太さが相まって、僕の使用するEOS kiss X7ではややオーバーとも言えるサイズです。後述するズームリングの硬さも災いしてマウント部が壊れないか少々心配です。

明るさ

このレンズのF値は最小が3.5、最大で6.3です。Canonの18-55mmがF3.5~5.6、55-250mmがF4~5.6であることを考慮すると、ズームだけではなくF値も2本のレンズより広範囲をカバーしているレンズであることが分かります。シャッタースピードを固定した場合、F値は低いほど明るい写真になり、被写体深度が深くなります。逆に高い場合はピントが合う範囲が広くなるメリットがありますが、暗い写真になってしまいます。しかし後者の場合はISO感度を上げたり、三脚でカメラを固定しシャッタースピードを下げるなどすれば対処可能です。

ズームリング


ズームリングは純正に比べて硬い(重い)です。これは製造後長期間経つとグリスが硬化してしまうために起こる現象なのか仕様としての硬さなのかは現時点では不明です。グリスに起因しているなら使っている内に馴染んで柔らかくなってくるはずです。現状では80mm前後の位置で突っかかりがあるため少々扱いづらいです。また突っかかる部分で力を強めに掛けるためマウント周りからパキパキ音がする事も多く強度が不安です。焦点位値が18mmの時には自重でレンズが伸びないようにするロックを掛けることができますが、この硬さでは使う場面は無いのではないでしょうか。

オートフォーカス


オートフォーカスは駆動にHSM、ハイパーソニックモーターを採用しています。HSMは超音波モーターの一種で、メーカーによって細かい性能や名称が違うだけです。SIGMA HSMの性能としては駆動も早めでしっかり狙ったところに合わせてくれるのでエントリー向けレンズでは十分です。CanonのUSMには劣るようですが、USMレンズとの価格差を考慮すると比較対象にすべきではありません。駆動音も殆ど無く静かです。ただし根本的なAF性能や追従性はボディの性能にも左右されるでしょう。

マニュアルフォーカス


各所のレビューではフォーカスリングが細い上に可動域も狭いためフルタイムマニュアルは難しいという声が多かったのですが、僕が触った限りではそうは感じませんでした。フォーカスリングの幅は以前使っていた広角レンズよりも広いですし、可動域も同等レベルです。むしろ純正の18-55mmはあまりにもリングが軽かったため、微調整が難しいという問題が有りましたが、こちらのレンズは軽すぎず硬すぎないため、静物を撮影する際には目当てのところでピタッと止まってくれるでしょう。

作例

焦点距離:160mm ISO:200 シャッタースピード:1/160 F値:14

焦点距離:300mm ISO:200 シャッタースピード:1/200 F値:13

焦点距離:66mm ISO:400 シャッタースピード:1/50 F値:9

総評

EOSkissX7に装着して1ヶ月ほど使用しましたが、凄く便利です。今まで使っていたのがキットレンズの18-55,55-250だったのもあり18mmから300mmまでを1本でカバーできる手軽さがとても良い。重さもそこまで気にならず、ピントも狙った位置に素早く合う。ズームリングが135mmのあたりでちょっと硬くなるのが厄介ですが、使っていくうちにスムーズになるかなと思います。次はEOS80D、そしてSIGMAの50-500mmが欲しくなりました!

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